持ち運びに便利な骨格筋の解剖学

セラピストにとって解剖学はマニュアルのようなもの。

どんな骨があってどんな筋肉がついているのかということを知らないままマッサージをするのは、マッサージを受ける側だけでなく、やる方も怖いと思います。

お灸さん
リラクゼーションサロンで働くとしても、解剖学のイメージがあるのとないのとではお客様の満足度が違います。

特に筋肉がどんなふうに骨についているのかは知っておきたいところ。

そこで1冊は持っておきたいのが骨格筋の本。

「肩甲挙筋はC1〜4から肩甲骨の上角についていて支配神経は肩甲背神経で、働きは肩甲骨の挙上と下方回旋」といったことがイラストと一緒に全身の筋肉について解説している、あの本です。

このような解剖学の本は分厚いものから持ち運びに便利なポケットサイズのものまで、たくさん出版されています。

今回はそんな解剖学の本から、僕が昔から使っている1冊をご紹介します。

『筋肉のしくみ・はたらき事典』の特徴

当然ながら全身の各筋肉において「起始停止・支配神経・働き」が書いてあります。

さらにこの本書の特徴としては

  • イラストが立体的
  • それぞれの筋肉の特徴の説明
  • 日常生活での働き

これらのことが書いてあります。

立体的でイメージがしやすい

平面ではなく立体的に書かれているので、いざマッサージしようとしたときにイメージがしやすくなります。

リキヤ
筋肉がどんな形をして、どのようについているのかをイメージできると施術の幅が広がりますよ。

また個別で筋肉の解説をしているだけでなく「上肢体に働く筋肉」「肩関節に働く筋肉」など複合図の記載もあります。

どんな風に筋肉の層ができているのかわかるので、複合図は嬉しいポイントです。

それぞれの筋肉の特徴の説明

例えば広背筋にはこのような特徴があると、本書には記載があります。

人体で最も面積の大きな筋で大円筋とともに腋窩の後壁を形成する。

ふーん、って思いませんか?

リキヤ
人体で最も面積が広いんですって。

このように雑学的な面白さもあります。

日常生活での働き

先ほど例に出した広背筋と大円筋。

そんな大円筋の日常生活での働きは、このように解説されています。

トイレ時に自らお尻を拭く動作や後ろのポケットに手を伸ばすときなどに働く。

大円筋には肩関節の伸展、内転、内旋なんて働きがあるのですが、最初のうちは伸展だとか内転だとか解剖用語だとイメージが掴みにくいので、このような日常生活での動作だとイメージしやすいですよね。

リキヤ
初学者にも優しい作りになっています。

自分カスタマイズしよう

『筋肉のしくみ・はたらき事典』は大きさがA5サイズです。

ページ数も191ページと分厚くなく、持ち運びに便利なタイプなのですがその分、情報量は最低限です。

僕はほかにも同じような本を持っているのですが、『筋肉のしくみ・はたらき事典』は昔から使っている愛着のある本ですし、一番気に入っています。

ということで、不足分はどんどん書き込むようにしています。

綺麗に使う必要なし

資格取得のために使うような本は、積極的に書き込むことをオススメします。

授業で学んだことを該当するページに書き込むことで、後で思い出しやすくなります。

というのも書くことによって、どこにその情報を書き入れたのか覚えていて、情報を引き出しやすくなるからです。

何度も何度も見直しては書き込んで、そんなことを繰り返していると覚えようとしなくても自然と身についています。

リキヤ
ボロボロになるとさらに愛着がわきますよ。

おわりに

10年前くらいに買った本ですが、いまだに使っています。

『筋肉のしくみ・はたらき事典』には骨と筋肉しかイラストがありませんし、プロメテウスなんかと比べると情報量が圧倒的に少ないです。

しかし、やはりずっと使っているものって使いやすいんですね。

今は書き足すようなことはしていませんが、この先もずっと使うんだろうなという1冊です。

リキヤ
最初の1冊としてオススメです。