【HSPを増やす入浴法】体を温める3つのメリットとは

最近お風呂に入ったのはいつですか?

「シャワーだけ」なんて人も多いかと思いますが、やはりお風呂は体にとっていいことがたくさんあるので、たまにはお風呂に入ることをオススメします。

さて、どうせお風呂に入るのなら疲労がバッチリ回復して、次の日に気持ちよく仕事ができるような入浴方法があったらいいですよね。

そのキーワードとなるのが「ヒートショックプロテイン(以下、HSP)」です。

お灸さん
なんだか聞いたことがありますね。

今回は、体を丈夫にしてくれるHSPを増やす方法について書かれた1冊をご紹介します。

この本でわかること
  • HSPの働き
  • なんで体を温めるといいのか
  • 病気とHSPの関係
  • 老いとHSPの関係
  • HSPの上手な利用方法
リキヤ
お風呂に入ってHSPを増やしましょう。

この記事では『加温生活』から、HSPの働きと体を温めるメリット、HSPを増やす入浴法をご紹介します。

伊藤要子
名城大学薬学部薬学科卒業後、名古屋市立大学医学部にて医学博士学位取得。日本ハイパーサーミア学会評議員・学会認定指導教育者、日本癌学会会員、日本放射線学会会員、日本泌尿器科学会会員など多数の学会に所属。

体を守るヒートショックプロテイン

HSPとはその名のとおり、熱というストレスを体に加えることで増えるタンパク質のこと。

サプリメントなどで外から補給するものではなく、もともと人間の体に備わっているタンパク質になります。

傷ついた細胞の修復と分解

日々のさまざまなストレスによって、細胞の中のタンパク質は傷つきます。

その傷ついたタンパク質を修復してくれるのがHSPです。

また、ダメージがひどいタンパク質を分解する働きもあります。

細胞のタンパク質のダメージは体の不調や病気の原因になります。

つまり、HSPを増やすということは、不調になりにくい丈夫な体を作るということです。

免疫の補助をする

お灸さん
免疫とは何が違うのでしょうか?

免疫というのは体に侵入してきた異物に対して攻撃をしてくれる、いわば体の番人です。

免疫には人間がもともと持って生まれたものもありますが、生まれてから獲得する免疫もあります。

一度記憶した異物から永久的に体を守ってくれるのが免疫です。

かたやHSPはというと、異物を直接攻撃するような働きはありません。

しかし、タンパク質を修復することで免疫の補助をするような働きがあります。

体の免疫システムのサポートを務めるのがHSPの働きです。

リキヤ
免疫と違い、効果に期限があるのもHSPの特徴です。

体を温める3つのメリット

体を温め、体温が上昇することで体にはたくさんのメリットがあります。

1丈夫な体になる

体を温めることで免疫をサポートするHSPが増え、病気になりにくい丈夫な体作りができます。

また、体温を上げると免疫細胞たちの働きも活発になります。

リキヤ
体を温めるだけでHSPにも免疫にも良い効果があるんですね。最高です。

2疲れが取れやすくなる

体温が上がると血流が良くなります。

血液には酸素や栄養を全身に運ぶ働きがあるのですが、いらなくなった老廃物を運ぶ働きもあります。

そのため、体温が上がり血流が良くなることで老廃物の排出もスムーズになり、疲れが取れやすくなります。

3ストレス解消になる

お風呂に入ると「あー、気持ちいい」なんて幸せな気持ちになりませんか?

あれは脳からエンドルフィンという物質が出ているからです。

エンドルフィンが分泌されると幸せな気持ちになったり、気持ちよく感じたりするほか痛みを抑える効果もあります。

リキヤ
まさに麻薬のような働きです。もちろん合法です。

体を温めエンドルフィンによるホッしたひと時を過ごすことで、日々のストレスも忘れることができます。

ヒートショックプロテインを増やす入浴法

HSPは熱によるストレスが体に加わることで増えます。

その温度はというと、体温の正常値(37度)から約3〜5度の温度差があると体は熱ストレスが加わったと感じるので、40〜42度の温度がポイント。

また、HSPの効果は2日後がピークで1週間でもとに戻るので、その辺りもうまく調整しながらお風呂を利用します。

本書で紹介されている入浴法をまとめてみるとこんな感じ。

入浴法まとめ
  • お風呂は42度に設定(慣れないうちは40度くらいから)
  • 湯温を下げないようにして10分間入る(40度なら20分、41度なら15分)
  • 湯冷めしないよう保温する
  • 週に2回、この方法でお風呂に入る
  • 水分補給は忘れずに
リキヤ
毎日入ってしまうと体が慣れてしまいHSPの恩恵がなくなってしまうので注意です。

また、炭酸の入浴剤を入れると体に熱が取り込まれやすくなるので、さらに効果的とのこと。

お灸さん
週に2回なら続けられそうですね。
 この入浴法は後期高齢者の人や心臓の病気、高血圧など持病のある人は対象としていません。また、試してみてつらいと感じる人も無理は禁物です。

『加温生活』を読んでみて

正直いうと、もともと僕はお風呂に入るときは42度の湯温で10分ちょっと入っていたので、いつもと変わらない入浴法でした。

ただ、お風呂に入った次の日に体が楽なのはHSPが増えていたからなんですね。

リキヤ
偶然にもHSPの恩恵を受けていました。ラッキー。

長湯でゆっくりリラックスもいいですが、たまにはHSPを増やす入浴方法も試してみてはいかがでしょうか。

体が楽な状態が続くってのは、いいものですよ。

おわりに

本書ではこの記事で紹介した以外にも、より詳しいHSPの働きや入浴方法、お風呂以外でのHSPの増やし方などたくさんのHSPの活用方法が書かれています。

HSPを上手に利用して、疲れ知らずの丈夫な体作りをしてみてはいかがでしょうか。

こんな人にオススメ
  • 疲れが取れない人
  • 低体温が気になる人
  • 効果的な入浴方法をお探しの人